鍼灸治療って?

心とからだの声を聴く 自然治癒力を最大限に生かそう

自然と切り離された生き方と心身の囚われが病を生じる

人は本来、『小さな宇宙』であり『自然そのもの』の存在です。

素晴らしい生命力を内に秘めていますので、からだの声に耳を傾けていれば、自ずと健やかに生きることができます。

にもかかわらず、私たちは本来のあり方と切り離された生き方をして、その生命力に気付かずに、知らずと自らを抑圧し心身に囚われていると病を生じます。

とりわけ「感情」は「自己」を表現する創造力であって、本来良いも悪いもないニュートラルな(中立的)なものですが、私たちはその混乱した感情にとらわれてしまい、それによって自然治癒力を妨げてしまっています。
そうした心のとらわれた思考そのものが、実は食生活やライフスタイルなどに影響を大きく与えています。

心とからだの声に耳を傾ける それが治療の第一歩

わずらわしい症状や痛みそのものが、私たちの命そのものを守ってくれているに気づき
心とからだの声に耳を傾け自然に沿ったプロセスをたどることによって癒されていきます。

たとえば、こんな例があります。

久々に会った友人がこう言いました。
『最近、喉に何か詰まったような感じがして…。病院に行こうと思う。』
を見ると目は赤く、最近疲労がたまっているとのこと。彼女の様子と話をきいて東洋医学でいう「梅核気」の症状だとわかったので、こうお伝えしました。
『言いたいことをちゃんと言えば、すぐに治るよ』

数週間してから彼女からメールで「長年想っていた男友達に告白をしたら、すっきりと喉のつまり感がとれてしまった。そしてお付き合いすることになりました。」という素晴らしい報告を受けました。

また逆に体を整えることによって心が治っていく例もあります。

うつ病の治療で鍼灸をしにいらした患者さんがいました。問診で既往歴を伺っていると、何年も前に足を捻挫したことがあるとのことでした。診察でも、足関節がかたくそれにまつわる経絡に異常が出て、何らかの支障を心身ともに引き起こしてることがわかりました。そして''足関節の捻挫の後遺症を治療した結果、うつ病がすっかり完治しました。

上記の例のように私たちが思っている以上に心とからだはひとつにつながっています。
心の気づきによってからだは治り、からだを整えることで心も楽になっていきます。

心とからだを統合する

このように、心とからだに備わっている知性すなわち自然治癒力を統合すると、生命力みなぎり本来のある健康で生き生きとした自分自身へと導いてくれます。

自然と調和する生き方=ありのままの自分
であるわけです。

自然は私たちに命を授けてくれます。環境破壊が進む今、私たちの生きる地球環境そのものが、まるで病気のようです。しかし、大事なことは『私たち一人一人が今自分と向き合うこと』この姿勢なくしては、あらゆるつながりが見えてこないのです。

自分とつながる生き方が、人と人・人と環境・人と世界の有機的なつながりを取り戻す大きな一歩となります。まずは、自分とのつながりを取り戻していきませんか?